勉強にも仕事にも「量と質」があります。
勉強における量とは「学習時間」のことで、
質とは「学習した内容がどれだけテストの得点に結びつくか」です。
いくら勉強の量を増やしても、テストの得点に結びつかなければ意味がありません。
それでは、勉強において「量と質」のどちらが大切なのでしょうか?
はっきり言えば、「量と質」の両方が大切です。
それでは、どちらを優先して高めるべきでしょうか?
答えは明白で、まずは「量」を増やすべきです。
これを一般的に「量質転化の法則」と呼ばれます。
量質転化の法則とは簡単に言えば、
「量を増加させることで、質が向上していく。
また質が向上することで、量も増加していく。」ということです。
質を向上させるためには、まずは「量」を増やすことが大切なのです。
ひょっとしたら受験生の中には、
「1日1時間の勉強だけで、なんとか効率的に勉強して成績をあげたい」
と心の内で考えている人もいるかもしれません。
しかし、受験勉強はそんな甘いものではありません。
まずは勉強量を増やし、基礎を徹底していくことが受験勉強の第一歩です。
勉強量を増やす中で、自分に合った勉強方法を見つけ出す。
そして勉強の質を高めることで、さらに勉強量を増やす。
成績アップに近道はありません。