春休みは、「今年度に学習した内容を復習する」期間です。当たり前のことですが、春休み中にしっかり勉強した生徒と何も勉強しなかった生徒の学力の差は、かなり広がります。テスト前だけ勉強しても成績の上がらない生徒は「テスト前以外」の期間に、今までの復習をしていないのがその原因です。人は、一度覚えたことでも時間がたてば忘れてしまう生き物です。前はできた問題でも、少し時間がたてば、できなくなることもよくあります。だから、こういう休み期間に今までの復習をすることが、非常に大切なのです。 当塾の塾生は、春休み中にしっかり復習をしています。学校の課題も分からないことがあれば、理解できるまで丁寧に指導しています。塾のテキストでは、苦手な科目や単元を中心に積極的に学習しています。ほぼ毎日、塾に授業や自習に来ている生徒もいれば、塾で1日3時間以上勉強している生徒もたくさんいます。 定期テスト前の2週間も、公立入試前の2週間も、春休みの2週間も、全て同じ336時間(24時間×14日間)です。その336時間をいかに有効に過ごすかは、気持ちひとつ、環境ひとつで変わってきます。もう春休み前半が終わろうとしています。残りの後半1週間、1日1日を大切にして過ごして欲しいと思います。
ゴールへの最短距離を目指して、効率的に手っ取り早く、前だけを見て突き進む人がいます。 またそうすることが最善の策だと、周りを促す人もいます。 目に見える結果ばかりを求めて、ゴールを見失う人もいます。 ゴールまでの道のりは長いです。 その人の能力や個性、周りの状況を考慮して、ゴールまでのペース配分を考えなければなりません。...
同じ講師で尊敬する人として、テレビでも活躍する予備校講師の林修先生がいます。 林修先生の本は今まで何度も読み返して、自分の仕事における血肉となっています。 そんな林修先生がこれまで本やテレビの中で語った内容で、有名な話があります。 それは「負ける人の3つの特徴」です。 ①情報不足...
「闘う」は困難や障害に立ち向かうことを意味します。 闘う人、逃げる人。 挑戦する人、諦める人。 努力する人、何もしない人。 自分を見つめる人、周りばかり気にする人。 今できることをする人、できない理由を探す人。 梯学舎はこれからもずっと「闘う人」を応援します。
長い人生において何を選択し誰と出会うかが、その後の人生に大きく影響します。 学校、会社、結婚相手など、人生は選択の連続です。 多くの人は「何を選択するか」を重要視します。 しかし、人生においてそれ以上に大切なことがあります。 それは「選択した後に、何をするか」です。 自分の希望した通りに選択したことで、人生がプラスに進む時もあります。...
一流の人は、一流の人から学んでいます。 一流になりたい人は、一流の人のそばにいること。 一流になりたい人は、一流から発するものを感じとること。 一流になりたい人は、一流を模倣すること。 一流は一流を知っています。 一流は一流に学びます。
2024年2学期が始まりました。 真の学力は、テスト前だけの勉強では身に付きません。 はっきり言って、テスト前だけ勉強して「成績が上がらない」と嘆く人は考えが甘いです。 毎日の地道な学習が、テスト本番で発揮される真の学力になります。 勉強してもすぐに忘れてしまう人は、勉強量が少ない人です。...
今から40年ほど前、実家の西軽海町から中海中学校に進学しました。小学校時代にソフトボールで地区優勝したこともあり、迷わず野球部に入部しました。結論から申し上げますと、中学3年間で野球部での良い思い出はほとんどありません。理由は、野球が下手だったからです。少し上手だったソフトボールと野球は全く違いました。守備に入ればエラーはするし、打撃に入れば三振ばかりしていました。その結果、3年間1度も公式試合のベンチすら入ることなく終わりました。上手な2年生が公式戦で活躍しているのを、悔しい想いでスタンドから眺めていた苦い記憶が蘇ります。しかし振り返ってみると、実りのある3年間だったと思います。正確に言うと、実りはありませんでしたが、根を張ることができた時間でした。表舞台の隅にも立てませんでしたが、苦手な分野にも真剣に取り組み、何事からも全力を尽くしました。この経験が今の仕事の礎となっています。 好きなものだけ食べて、好きな人だけと付き合い、好きなことだけする人生は、きっと楽しいでしょう。嫌いなものは食べない、嫌いな人とは付き合わない、嫌いなことはしない人生は、きっと心地良いでしょう。でも、それで本当に人として成長できるでしょうか。誰でも好き嫌いはあります。誰でも得意な分野もあれば、苦手な分野もあります。人としての成長は、苦手な分野でも最大限に努力した時に促されるものではないでしょうか。人は困難に立ち向かい克服した時に、大きく成長します。勉強に真剣に取り組んでいる生徒は、どんな困難にも立ち向かう精神を養います。何事にも自己本位にならず、安直な欲望を抑えて目標に向かって突き進む精神は一生の財産になります。大きな実りを得るためには、大地に深く根を張らなければなりません。中海中学校野球部での3年間は、そのような貴重な経験を得ることができた時間でした。
2024年8月某日、東京在住のМ君が久しぶりに小松に帰省してきたので、小松駅前に8名が集まりました。М君は同じ小松高校ボート部で3年間、一緒に梯川で全国大会優勝を目指した友人です。小松高校を卒業して30年余り過ぎましたが、ボート部の同期生で不定期に集まりお酒を酌み交わしています。高校卒業後はそれぞれが自分の道を歩き始め、全国各地に散らばりましたが、現在は数名が地元小松に戻り、数年に一度はゆっくり顔を合わせられるようになりました。 会社の同僚や地元の遊び友達と飲むのも楽しいですが、同世代の古い友人と飲むのは特別に楽しいです。当たり前のことですが、高校を卒業してから、同じ時間が過ぎていきました。大学生時代には同じ大学生として、新社会人時代には同じ新社会人として、家庭を持つ年頃には同じ家庭人として語り合い、お互いに同じ歳を重ねてきました。その特別な友人とお酒を酌み交わす時間は、他の友人とは一味違う有意義な時間です。 世の中は日進月歩により、どんどん便利になりました。現在の優れた文明の利器を使えば、30年前より遠く離れた人との簡単に素早く連絡を取れるようになりました。しかし、人と人との関係性はそういう機器にあまり影響されないように、最近強く感じます。人生は出会いと別れの繰り返しです。遠く離れた友人と長く良い関係が続くこともあれば、近くの気の合った友人と急に疎遠になることもあります。人の出会いを大切にし、お互いに尊重する気持ちを保つことができれば、人生において豊かな人間関係を築くことができます。重要なのは、「人を強く想う気持ち」ではないでしょうか。人を強く想う気持ちは、便利な機器を使わなくとも伝わるものです。それは私生活においても、仕事においても同じです。その原点が30年以上前の梯川(小松高校ボート部の練習場)にあったことを再確認できた集まりでした。
2024年パリオリンピック総合馬術において、日本は見事、銅メダルを獲得しました。 本当におめでとうございます! こういう私は総合馬術の経験者です。...